2011年2月7日月曜日

食用ヘンプとドラッグとしての大麻の悩ましい関係

わたし、ヘンプシードって大好き。スムージーに入れると、ミルクシェーキっぽいふわっとしたコクがでて、とってもおいしいから。それに、栄養もあるらしい。(ほぼ完全なタンパク質、オメガ3脂肪酸とオメガ6のバランスがいい、など)

だけど、問題がひとつある。高い。

ヘンプっていうのは、そこそこ日当りのいいところならぐんぐん育つ、丈夫な植物で(熱帯から寒冷地まで場所を選ばないし、あたたかい地方なら年間に3回収穫できるらしい)、病虫害もほとんどない、つまりあまり手入れする必要もない植物だから、もっとずっと安くていいはずなのに、そうならない理由は。。。

大麻(マリファナ)として利用されないように規制しているから。米国で手に入るヘンプシードは、わたしの知る限りすべてカナダ産で、植えても芽がでないように殻をはずすなどの加工がしてある。

ヘンプと大麻に関しては、誤解と混乱が多いので、今回きちんと調べてみた。

アサ科の麻とは、ヘンプ=大麻のこと。昔は、ただ「麻」といえばこれのことだったが、後に亜麻などが入ってきてから、区別するために「大麻」というようになった。(だから、古文で「麻」とあったら、こちらのこと。名字の「麻生」なども同じ)

薬物としての大麻(マリファナ)は、葉や花から作られる。茎やタネには、有効成分がないし、今は食用を目的とした、有効成分のないヘンプもある。

ヘンプは、日本でも昔から食用にしていた。たとえば、七味唐辛子には麻の実(おのみ)が入っている。

タネを食用にする他に、麻の茎からは丈夫な繊維が作れる。紙も作れる。

しつこいようだけど、麻はどこででも育ち、日本でも昔から栽培されていた。そして、多分、有効成分は宗教活動の特殊効果や医療に使われていた。今でも、大麻は鎮痛剤などとして医療目的に使われることがある。(漢字の「麻」には、しびれる、麻痺する、の意味がある)

繊維として「麻」といっているものは、このヘンプ以外にもいろいろある。

一番一般的なのは、亜麻(フラックス)。いわゆるリネン類やキャンバス地は、亜麻で作られる。亜麻は、アマ科。夏の衣類の材料になるのに、育つのは寒冷地で、日本には、明治時代に導入された。

他に繊維として麻と呼ばれているものには、イラクサ科のカラムシ(ラミー)やバショウ科のマニラ麻などがある。

そう、品種は違うかもしれないけど、食用のヘンプは基本的に薬物の大麻と同じものなんだ。

そして、アメリカではこの薬物(を買うためのお金)を巡って、強盗や殺人がおきる。そこを考えると、費用がかかっても、やはり規制する必要があるのかな、と思う。

もっとも、わたしの心の中のもう一方では、マリファナでもニコチンのタバコでも、アルコールでも、そんな毒になるものをわざわざからだに入れたい人は、当人の自己責任で勝手にしてもらえばいいんじゃないか、とも思うけど。



ヘンプシードの他に、ヘンプオイルやヘンプバターもおいしい。写真は、ヘンプバターを使ったフムス。

おまけ
大麻について調べていくうちに、栃木県に大麻博物館というのがあるのを知りました。野州麻紙工房の作品も美しいです。

おまけ 2
私の住むオレゴン州は医療用マリファナ認可州です。書店に行くと、ふつうの園芸書の隣に、麻の育て方の本が置いてあって、ビビります。



プロテインパウダー入りグリーンスムージー(ホウレンソウ、セロリ、キュウリ)
カボチャのタネ



リンゴ

チキンとブロッコリーとマッシュルームの炒め煮
手作りじゃないです。カペラのデリの持ち帰り。手抜きで申し訳ありません。(誰に謝っているんだろう?)

おやつ

ビスコッティ
ヘンプシェイク(ロメイン、セロリ)



玄米とキヌアのクリーム(ポレンタ)
大根おろし、のり
ヘンプフムスとチンゲンサイの茎

これで終わり、と思ったけど、後からプロテインパウダー入りグリーンスムージーも飲んだ。(育ち盛りのこどもか?)

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1 件のコメント:

  1. 正直に言うと、私もそれは上記のトピックに情報のまともな作品を見つけることがいかに難しいか想像できませんでした。
    jwh-122

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