2011年2月20日日曜日

戦争の起源と菜食主義

ローフードの人は、菜食にも興味があるでしょうから、参考のために書いておきます。

人類の進化からみたローフードの効能」を書くためにいろいろ調べていくうちに気づいたこと。それは、戦争というのは、集団農耕以前にはなかったらしいこと。

農耕以前の人類なんて、狩猟採集生活で、毎日のように動物を殺していたわけで、いかにも血なまぐさい、野蛮な感じだけど、それは食べ物にするためのものを必要なだけ殺していただけで、人間同士が殺し合うことは、少なくとも集団として殺し合うこと(戦争)は、実はなかった。

これは、考古学的な研究でほぼ確からしいです。

戦争は、農耕地としての土地を争うことから始まったの。農耕は、同時に貧富の差を起こしたから、そういう「富」を狙って殺し合うことも始まった。

だから、農耕民族が平和愛好者だ、っていうのは、常識のウソです。いつまでも殺し合いを続けていては農作業そのものができないから、とりあえず休戦状態にあるだけ。一方で、現代まで狩猟採集生活を続けてきた、いわゆる未開民族は、無駄な殺生はしないようです。

欧米には、「世界中の人が菜食主義になれば、平和になる」っていう人がいるけど、むしろ逆なんじゃないかな。時々、肉や魚を食べて、それも、いかにも元は生き物でした、っていう感じの、丸ごとの鶏や魚を前にして、「自分の生命は、他の生命を食べることで成り立っているんだ。そして、自分もいつかは死ぬんだ」と感じている方が、平和になるんじゃないかな。

(いや、別に、わざわざ肉を食べなくてもそのへんのことが常にわかっているような、徳の高い人は、菜食でかまわないんだろうけど)


うちに近くを、グループで散策する野生の七面鳥。(住宅地での狩猟は、もちろん、禁止されています。だから、しかも七面鳥ものんびりしています。)

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5 件のコメント:

  1. waico*と申します。
    アケミさんの記事は、奥が深くて本当に面白いです。
    この記事を読ませてもらって、紹介したい本があるのでコメントさせていただきますね。
    もう読まれているかもしてないけど、日本の本です。

    ベジタリアンの文化誌 (鶴田 静)中公文庫 800円

    文化と歴史を肉食・非肉食という視点から書いた本。
    私も読み途中なんですけど、凄く面白いです。
    読破してないのに薦めるのも無責任な話ですが。
    ベジタリアンが著者なので、当然ながら菜食優位な視点です。
    アケミさんが疑問を持たれる可能性は、大いにある(笑)。
    もし良かったら、ぜひ読んでみて下さいね。

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  2. わたし、肉食がいいとか菜食が悪いとかいうつもり、ないです。それは、各自が自分の体調と相談して決めることで。ただ、肉食が悪いと盲目的に信じている人が多いので、こういう見方もあるよ、といいたいだけです。
    人間の本来の食性に反する、菜食といういわば不自然な食餌があう人は、ある意味でより進化しているんでしょうね。宗教で菜食を勧めることが多いのも、そういうチャレンジとしても意味があるのかも。

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    1. 農耕以降に戦争が発生している、という説は西側の研究であり、
      再検討が必要な研究だという説もあります。

      肉食が悪いと信じている人も問題ですが、
      人間が雑食だと信じているアケミさまも同類です。

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  3. 私の言い方がぶしつけでした。お詫びします。
    そういう視点で歴史を見る本という意味。
    気を悪くされていたら、すみません。

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  4. 別に、waicoさんの言い方がぶしつけとは、思っていませんから、謝る必要ないです。
    この、肉食か菜食か、という話題は、改めてシリーズ物の記事にしますから、見てくださいね。

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