2011年2月23日水曜日

菜食主義の危険

シリーズ二回目です。菜食主義でおきやすい栄養障害については、こちらの記事を見てください。

今日は、動物愛護のはなし。かわいい牛さんや鶏さんを殺すのはしのびない、っていう気持ちは、わたしも、ホント、同感です。

ただ、気をつけてほしいのは、菜食主義がそういう殺戮と無縁ではないこと。菜食主義の人が食べているその野菜を育てるために、死んでいく動物がいるの、ご存知ですか

有機肥料には、窒素源として、家畜の糞を発酵させたものや、ミミズの死骸を粉末にしたものが含まれています。その糞は、食肉用の動物がしたものです。つまり、有機野菜を作るためには、食肉産業が必要なの。

自然の状態では、窒素は、虫や地虫の死骸、動物の糞や死骸から供給される。それが、自然なサイクルなの。私たちの生命は、食べたり、食べられたり(食べられたり、には、死んでからのことも含めて)する循環の中にあるものなの。

そこを無視して、「わたしは肉を食べないから、殺生とは無縁」っていうのは、ヘン。他の人に汚い仕事をさせているだけ。

菜食主義には、身体的には栄養障害という危険があり、精神的にはこういう偏ったものの見方という危険がある。わたしには、この二つは関連しているような気がする。頭に十分に栄養がいっていないから、深くものごとを考えられないんじゃないのかなあ?

うーん、でもやっぱり、わたしはわがままなのかも。自分の健康のためなら、家畜として飼われている動物を殺したっていいじゃない、って考えているわけだから。しかも、自分で屠殺する勇気は、ない。わたしこそ、人に汚い仕事をさせているわけで。

。。。次回、肉食文化の持続可能性について。


今日のお買い物。セロリ、ロメインレタス、香菜(日本ではコリアンダーっていうんですか?)、リンゴ、キーウィー、バナナ、サツマイモ(2種)、卵、右下の包みはアラスカ産天然のサーモン。

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2 件のコメント:

  1. うちゅうねこ2011年2月24日 0:29

     アケミさま☆
     ひとつは、頭に栄養がゆきすぎて(情報過多)、心が飢え死にしてるって感じることあります。…あと、「罪の意識」が障害を引き起こすことも。例えば…わたしの母はワタシが子供の頃から“○○食材は、△△な栄養素があって、☆☆の部位に、◇◇な効果がアル!”って、いちいち毎食説明しながら食卓なさっていました。うんざりです、ちっともおいしくないから!…でも癖なんです、教育ママゴンにありがちな愛情の押し付けでした。その結果、わたしはある種の摂食障害になりました…今もって(独立しても)太らない、小枝ちゃん(あえて可愛く名付けてみます)のまま、そりゃあ羨ましがられますよ、世の中ダイエッターだらけですもの♪…「罪の意識」の影響は、ほうっておいたら栄養素・摂取量などの過不足の呪縛へと無限突入してゆくのかなと。…あと、ストレス食いに走るかor拒食に追い込むか、などなども、「罪悪感」=障害・不具合にクロスオーバーまっしぐらと思われます。…根本をたぐり寄せれば、あらゆるが消費者と生産者の立場、ひいては政府にまで及ぶことが「食」にも顕著かと。…ワタシも屠殺できません、でもぉ肉食べてる、精一杯有り難く頂いてます、業者の方々のぉ仕事がきたないって思うのは、罪悪感があるせいかもです。そんなこと云い始めたらきたない仕事だらけだよ、世の中、そんな仕組みに成り下がってまふ。…自分の命と、頂くあらゆる命との接点(共存とか)が、生命線だと感じています。…どう心得るかは、各人それぞれのコミット次第と思われ☆…色んなことがまんざらでもないってあらためて、拝読していて想いまちた♪ありがとございまちゅ(うちゅうねこ拝(❤

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  2. そうですね、食べながらいちいち栄養の講釈があっては、うんざりでしょうね。しかも、この間も書きましたが、栄養学って、本当はわからないことだらけだし。食べたものがすべて消化吸収できるわけでもないのに、気にするのって、ヘンな話です。
    だから、やっぱり、おいしく楽しく食べることが、大切なんでしょうね。

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