2011年3月2日水曜日

摂食障害の原因

前回の 「摂食障害は心でなく主にからだの問題」では、摂食障害の原因は、心ではなく、主にからだ、と書いたけど、心のレベルの原因、対、からだのレベルの原因、の割合は、個人差があるだろうし、同じ人にとっても、時により、変わってくると思う。大切なのは、今、からだのレベルの手当、対策を忘れていては、よくなるのが難しい、ということ。

心の原因を否定する気は、全くないです。それと、これは前回の冒頭でも断っておいたけど、わたしが知っているのは、過食で、拒食はよくわかりません。

心のレベルの原因としては、前回、

  • ある状況で、あるものを食べることが習慣になってしまっている場合、その習慣に執着する心
  • 過食してしまった後、自分を責めたり、悩んだり、反省して状況を分析したりして、ますます自分を追いつめてしまう心。言い換えると、あまりにも理想に走る心

と書いたわけだけど、この二番目の「理想」に関して、とっても書きにくいんですが、避けて通れないことがあるので、思い切って書きます。

もしかして、日本では、やせていればいるほどいい、と思われているんですか?

数日前に、ある日本のローフード界指導者の方の写真を拝見して、ショックでした。やせ細って、胸なんてまるでないみたいだし、腕は棒みたいだし。あんな、しおりの紙人形みたいな体型が受けるんですか?(人の外見のことを批判するなんて、サイテーですね、すみません。)

アメリカでも、やせたい願望は、もちろんあるけど、その目標は、あんな病的な状態ではないです。 あれは、ほとんどの人にとって、達成不可能だし、不可能でいいんです。女の自然に健康なからだって、あんなじゃないです。おっぱいやお尻が丸くプルンとしていて、腕や足にもなだらかなカーブがある方が、ずっとおいしそうでしょうに。

それから、いろいろな人の話を読むうちに、人によっては、3番目の心の原因があるなあ、と感じています。それは、

  • 孤立する心。言い換えると、自分、対、自分以外の人というか世界、というものの見方

だから、自分に摂食障害という悩みがあることを、素直に打ち明けられないで、ますます自分を追いつめてしまう。「わたしの苦しみは、他の人にわかるはずがない」って思ってしまうのね。

自助グループとかが、回復の手助けになるとしたら、ここが大きいのだろうと思います。

心の問題は、本当に、個人的で、ここでは一般論として、引っ括ってしか書けないです。ただ、気をつけてほしいのは、心の原因を探ることが、どれだけ回復の役に立っているか、ということ。それから、心のレベルの原因がある場合でも、実はからだも関わっているはずだ、ということ。

たとえば、摂食障害の患者の多くは、10代から20代前半の若い女性なんだそうだけど、これは、まだからだが十分に出来上がっていない時期で、ホルモンとかも不安定なころ。そんな時に、カロリーばかり気にするダイエットをしていたら、ビタミンやミネラルのバランスが崩れて、からだは悲鳴を上げるでしょうね。脳内のセロトニンも十分に分泌できないから、ちょっとしたことに不安になって、それがまた、セロトニンの量を下げてしまう、という悪循環にもはまりやすいし。

つまり、心とからだはつながっているということ。

次からは、からだのレベルの原因とその対策を、少しずつ書いていく予定です。あ、でも、前もって、今の時点で、わたしが気づいているからだレベルの原因をあげておきますね。(順番に、特に意味はないです)

  • 栄養障害。これには、ちゃんと栄養のあるものを食べていても、胃腸が弱っていて、十分に消化吸収できない場合も含まれる。原因は、繊維の過多、塩分の不足、陰陽のアンバランス、よくかんで味わって食べる習慣がない、など。
  • 砂糖の中毒性と、砂糖をとることでさらに栄養障害がすすんでしまうこと。
  • 血糖の不安定(低血糖)
  • セロトニンの不足
  • ドーパミンの不安定、または、ドーパミン受容体の減少
  • 女性ホルモンの不安定
  • リーキーガットと食物アレルギー
  • 腸内のカンジダ菌の増加

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ところでね、ここ数日、わたしの食欲はごく当たり前に安定している。どういう意味かというと、健全な食欲はあるけど、以前のように、甘い物が食べたくてたまらない、ということがなくなっていて、その結果、実際の食事も安定してきている。

一ヶ月この安定が続いたら、摂食障害は治った、といっていいと思っているので、なんだかドキドキしながら、自分を観察している。


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2 件のコメント:

  1. ブログゆっくり読ませていただきました。
    私もローフードを始めてナッツと甘いものへの過食が始まりました。過食して食べなくなっての繰り返し。
    アケミさんがいうように私は日本でローフードを教えている人で痩せていてもキレイだなとは思う方はいません。ブログ内で、~さんキレイ!とかエネルギーがある!って書かれていますが、疑問で仕方ありません。。。痩せたいってことでローフード始める方多いと思いますが、そりゃ野菜だけ食べてれば「ローフード」って枠じゃくても痩せますよ。アメリカのローフーディストはそこまでスリムじゃいけど笑顔が素敵でパワフルで目が優しくて本当にエネルギーを感じた。
    心と体のバランス。。今後ますますこうした問題が飛躍していきそうですね。
    興味深い内容にブログありがとうございます。

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  2. 「笑顔が素敵でパワフルで目が優しくて本当にエネルギーを感じた」いいですね、本当に、こういうのを目指したいものですよね。
    ブログ、読んでくださってありがとうございます。これからも、よろしく。

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