2011年3月6日日曜日

遅延型食物アレルギーを探り出す二つの手がかり

胃腸のいたわり方について書いた昨日の記事で、ちょっと出てきたので、ここで食物アレルギー(過敏症)のはなし。グルテン(麦)に関するこの記事でも書いたけど、慢性的な食物アレルギー(遅延型食物アレルギー)の場合、原因と結果の関係がはっきりしないので、自分(や家族)が実際になにに反応しているのか見極めるのは、とっても大変。アメリカには、100以上の食品に対しての反応を見る血液検査もあるけど、精度にはまだ問題があるし。

そこで、もっとローテクな、地道な観察から、食物アレルギーの可能性を探る方法を二つ。

(摂食障害できている人も、ちゃんと読んでね。後からもっと詳しく説明するけど、かくれた食物アレルギーは、摂食障害と関係していると思うから)


「なんとなく」食べたくないもの
こどもは、このへん正直で、自分に合わない食べ物は食べようとしない。(それを無理に食べさせようとするのは、大人の横暴と浅知恵だと思う。)

だから、理由はうまくいえないんだけど、なんとなくイヤなもの、「これはからだにいいから」と思って買ったんだけど、なんだか食べないでいるもの、こどもの頃苦手だった食べ物、とかは、要注意。

たとえば、わたしの場合、柑橘類があやしいです。なんか、苦手なの。あの酸っぱさのせいかなー。それとも、本当に過敏症なのかも。どちらにしても、ムリに食べる必要はないと思う。あと、こどものころから、みそ汁とか豆腐って苦手でした。日本人らしくないとかなんとかいじめられて数十年、やっと最近になって、大豆製品にアレルギーがあることがわかりました。


「これがなくては生きていけない」っていうくらい好きなもの
1と矛盾するみたいだけど、この異様な執着は、実は過敏症の現れだと思う。

わたしも、昔から「チョコ命」だったから。しばらくチョコレート断ちして、再び導入してみて、どんなに過敏に反応するか、我ながらビックリしました。あぁ、それと、粉ものっていうか、生クリームたっぷりの洋菓子とかも、「大」好きでした。最近になって、グルテンと乳製品にアレルギーがあるとわかって、納得です。

正常な状況では、食べ物っていうのは、そんな妙な引きがあるものではないです。

これ、アルコール依存症のケースを考えてもらうとわかりやすいかも。わたしは、以前そういう人と付き合っていたことがあって、その人が断酒する、と決めた時、「じゃあ、わたしもやめようかな」って、思ったの。で、わたしの場合、そう思った日から、何の苦労も葛藤もなく、ただ単純にやめました。夜遊びする時にアルコールなし、っていうのは、ちょっと寂しいな、とは思うけど、それでどうってこともない。

つまり、わたしは、アルコールには依存も過敏症もなにもないわけ。

一方、彼は、ものすごい苦労してました。ちょうど、わたしが甘いものを食べないでいることに、スッゴク苦労しているように。

この二つの手がかりを使って、しばらくの間食べたものと体調や気分の記録を取って、相関関係を探る、というのが、基本的な方法です。急性の食物アレルギーと違って、食べてから1−3日経ってから、反応が出ることもあるので、注意しましょう。

追記:食べてから反応が出るのが遅いタイプの食物アレルギーは、日本では「遅延型アレルギー」というようなので、タイトルを改変しました。聞いた話では、この問題は、テレビなどでも、だんだん取り上げられてきているようです。それから、そう、この手のアレルギーの結果には、むくむ、とか、何をしてもやせられない頑固な肥満も、含まれます。

追記その2:この手の食物アレルギーについて、とてもうまく説明している本を見つけました。「子どもの「困った」は食事でよくなる」溝口徹著、青春出版社。一応、子どものケースを中心に説明されていますが、大人にも応用効きます。

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これ、なんだろう?大きな木のわきから、小さいのが育っていて、白い花(?)をつけている。


これは、接近してみた、拡大図。

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5 件のコメント:

  1. はじめまして! nullさんのところからきました、kojiです。アケミさんのブログ、今猛スピードで大半の記事を読ませていただいたんですけれど、あまりにあまりに(←ここボールドで)さいきん私が考えていることと一致していて驚きました。そうそう、そうなの!それこそ私が言いたかったことなの!って。コーフン気味ですみません…(笑)。

    私も2年弱くらいの間、ナチュラルハイジーンとローフードにそこそこハマって、その後、去年ほぼ1年間は甘いものの過食に苦しめられました。で、今は自己治療中です。オーソモレキュラーと糖質制限という方法を参考にしていて、野菜ばっかりだった我が家の冷蔵庫、今は肉・卵・チーズであふれかえってます(極端ですね・笑)。そのほか、サプリを数種類。まだ治療始めて間もないですが、いい感じだと自分では思っています。少なくとも甘いものの過食は抑えられているみたい。

    今回のアレルギーの記事では、とくに2に納得です。ナントカという英国のアレルギーの学問(失念しました!)について書かれた本で自分のアレルギーをチェックしていったら、大豆製品、アボカド、柿など、「大好物」がアレルギーに入っていてとてもショックで…。そのとき、もしや大好物になるのはアレルギーの反作用的な現象なのかも、と思ったわけです。今でも、それらを完全に断っているわけではありませんが、極端にたくさん食べるのはやめることにしています。

    過食に走ったとき、自分は心に問題を抱えているのか?もしや低血糖症?などなど、いろいろな可能性を考えました。しかし、アケミさんが書かれていたように、問題は心でなく体(栄養不足)にあるのだということをオーソモレキュラーで知り、とてもとても納得したのです。

    自分の体験談ばかりでスミマセン…。

    とにかく、現在日本のローフードや菜食の世界は「おしゃれなイメージ」「ヘルシーなイメージ」(あくまでイメージ)があまりに先行し過ぎていて、若者はとても飛びつきやすい状況です。もちろん、ローフードを提唱してワークショップなどを開いている方々は、ご自分にはそれが合っているのでしょう。しかし、合うか合わないかは本当に人それぞれ。ローフードを妄信的に信仰して、3食とも流動食だったり、おやつみたいな食事ばかりだったり、という方もブログでたくさん見受けらます。それによって私のようにむしろ食のバランスを崩す人が増えなければいいが…と危惧しています。

    健康雑誌などでも、野菜を食べよう!とにかく野菜だ!という記事が多いです。私は動物性たんぱく質の重要性は多くの人に知ってほしい、イメージに惑わされず自分なりの食生活を確立してほしいと思うのです。

    私はブログをやっておりませんので、アケミさんがこうした情報をどんどん発信されるのを、陰ながら応援させていただきたいと思います。また遊びにこさせてくださいね。

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  2. kojiさん、はじめまして!
    そうなんですよ。kojiさんのコメントも、わたしのいいたいこと、丸っといっている感じで、興奮します。オーソモレキュラーの本や糖質制限食についても、今勉強中で、これからもっと書いていく予定です。(というか、既にいくつか、下書きはできている)だから、また来てくださいね。

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  3. わ~、早速のレスうれしいです! 調子に乗って付け加えますと、私も5年前まで米国(NY)に住んでいて、当時はオレゴンへの引っ越しを検討していました。なぜか更に海を渡って日本まで来てしまったのですが…(笑)。

    プラス、私も自宅で仕事してまして、子どもはいますが夫が米国にいるためシングルマザー状態です。(「共通項探し隊」じゃないので、あしからず!)

    甘いものの過食は私もまだ完全克服はしていないと思います。昨日はちょっと出来心で、子どもの残したチョコケーキをほんの1かけら口に入れたんですね。そうしたら、そのあといろいろ食べたくなってしまって、更にチョコ(無糖ですが)を1片だけ食べてしまった…。そのあとは先に行かないように、肉焼いてみたり、チーズ食べてみたり、運動してみたり…涙ぐましい努力ですよ~。この辺はかなり、血糖値の影響が大きいと思います。

    血糖値(糖質制限)の観点から言うと、以前好きだったバナナ入りグリーンスムージーは、グリーンが入っているとはいえ危険食物!(笑) 朝フルーツいっぱいというコンセプトもかなり危険です(どうりで満足しなかったわけだ…)。ローフード、非難するつもりは毛頭ありませんし、生食は今も好きです。でも、妄信は本当に危険ですよね。では、お言葉に甘えてまた参上します!

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  4. 初めまして♪
    どこからともなくこちらにお邪魔していました(不思議)
    あの~アケミさんとkojikoji said...さんのお話を見ている間に何故か涙が・・・・胸のうちにつっかえていた何かが取れたような感じがして・・・それであの~・・・・何故か大量の便が出ました(恥)この現象は何でしょう?今から考え方をもっと柔軟にして
    勉強したいと思いました。
    これからもブログ読ませていただきます。
    よろしくお願いします。感謝です☆

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  5. kojiさん、
    ニューヨークだったんですか。わたしは、一度だけ、観光でいったことありますが、余りにも慌ただしいところで、すごく疲れました。今は、オレゴンののんびりムードに、すっかり慣れてしまっています。

    ゆみゆみさん、
    なんか、そんな風にいわれたら、わたしの方まで涙でてきそうです。このつたないブログが、ちょっとでも誰かの励ましになるのなら、作者として、こんな光栄なことはありません。(快便、大切ですよねー)

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