2011年3月24日木曜日

エンドルフィン、危険と快感、甘いもの

甘いものを食べると一時的に気分が良くなる理由」で予告した、エンドルフィンの話です。

まず、エンドルフィンって何なのか。これ、わたしは勉強していて、とてもおもしろかったです。

鎮痛剤といえばモルヒネが有名だけど、そんなドラッグに手を出したことなくても、私たちの脳(正確にいうと、視床下部と下垂体)は、自然に、モルヒネをよく似た鎮痛剤を作っているんだそうです。それがエンドルフィン。

だから、エンドルフィンは、心身の苦痛のある時に分泌される。そうやって、一時的に、痛みを感じないですむようにしてくれる。

たとえば、私たちの祖先が肉食獣にであって、必死に走って逃げなくてはならなかった時、エンドルフィンがでて、走っている間からだのあちこちが痛いとか、仲間の誰かがやられたらしい、こわい、悲しい、とかいう感情を、一時的に感じないでいられるようにしてくれたの。そういうことは、逃げ切ってから、感じればいいことで、走っている間に感じていたら、自分も逃げ遅れてしまうから。(今でも、「ランナーズハイ」ってありますよね)

今回の震災でも、多分エンドルフィンは活躍したんでしょうね。地震が起きた当座は、あまりつらく感じなくて、あとになってから疲れがでませんでしたか。

エンドルフィンは、鎮痛だけでなく、恍惚感というか、すごい幸せな感じもおこしてくれる。これは、恋愛をして、見るものすべてがバラ色になっているときのことを思い出してください。

恋人と夜遅くまでデートして、ほとんど眠っていなくても、平気じゃなかったです?普通なら、睡眠時間が足りなかったら、体中がつらいはずなのに、そんなの、エンドルフィンの力で忘れていられて、おまけに、なんでもないことまですばらしく感じられる。

わたしはやってみたことないですが、モルヒネ(アヘン)って、そういう感じらしいです。

心身の痛みを和らげ、さらに、恍惚感をもたらしてくれる・・・危険と快感って、セットでくることが多いのは、このエンドルフィンのせいのようです。

で、甘いもの(特に、甘くて脂肪分の多いもの)を食べると、この体内モルヒネ(エンドルフィン)が出るんだそうです。幸せを感じるべき理由なんて、あってもなくても、とにかく幸せスイッチを押してしまうようなもの。

でも、こうやって、糖分の化学的な作用でエンドルフィンを浪費していると、だんだん手持ちのエンドルフィンが減ってきてしまう。だから、しばらく甘いものを食べないでいると、心もからだもつらい。そして、つらいからこそ、なけなしのエンドルフィンを出そうとして、さらに甘いものに手を出してしまう。

あー、悪循環です。こうやって、依存症にはまっていくのね。

ちなみに、甘いもの以外でエンドルフィンの分泌を促すのは、

  • 食品・薬物系:チョコレート、スパイシーな食べ物、(乳製品)、アルコール、タバコ、大麻など
  • 活動系:セックス、恋愛、マッサージ、スポーツ、賭け事、瞑想、危険を感じさせるもの(オートバイのレースとか)、安心感を感じさせるもの(信頼している人に手を握ってもらうとか、心の休まる音楽を聴くとか)

乳製品は、どうもまだよくわかっていないらしいので、括弧に入れておきました。ありうると思うんですよね。赤ちゃんがおっぱいを飲んで安心しているのは、おなかがいっぱいになるからだけなのか?それとも、自然なエンドルフィンのせいなのか?カルーイ習慣性がある方が、たくさんおっぱいを飲んで、丈夫に育つだろうし。

エンドルフィンそのものは、別に全然悪いものではないんです。というか、エンドルフィンがなかったら、人類全体も、わたし個人も、とっくの昔に滅びていたはずで。

ただ、瞑想や癒しの音楽などで、穏やかにエンドルフィンを出す方が、長い目で見て健康的だ、っていうことは、いうまでもないでしょう。

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