2011年3月29日火曜日

ローでも加熱でも、糖は糖

このブログでは、甘いものの過食の問題をよく取り上げるんだけれど、ここでいう「甘いもの」っていうのは、厳密にいうとなんなのか?白砂糖でできたお菓子のことか、それとも果物やサツマイモも含めるのか?ローのスイーツは別なのか?

わたしが、直接指しているのは、いわゆる「甘いもの」お菓子類です。特に、精製した砂糖やコーンシロップ(液糖)を使ったもの。精製してあるから、消化吸収が早くて、あっという間に血糖値を上げてしまうし、セロトニンとかエンドルフィンとかの神経伝達物質のシステムを混乱させてしまう。(リンクした二つの記事、ちょっと面倒くさい、って感じるかもしれないけど、摂食障害に悩んでいる人には参考になると思うので、読んでみてね)

精製の過程で、糖分の代謝に必要なビタミンやミネラル、糖の吸収を遅らせてくれる繊維質などがなくなっているのも、問題のようです。

ただ、もう一歩踏み込んでいうと、どんな糖でも、糖は糖で、特に血糖値に影響する点は同じ。そういう意味では、精製していない黒砂糖も、ドライフルーツも、果物やサツマイモや、さらにはごはんやパンも、結局はグルコースになるんです。

だからって、糖分や糖質をいっさい食べちゃいけない、っていうわけじゃないんだけどね。

どの種類の糖質を、どのくらいなら食べて大丈夫なのか、というのは、人によって違うと思います。

糖尿病やその予備軍の人、あるいはちょっとでも甘いものを食べ始めるとやめられないタイプは、相当注意して、糖質を制限するといいんでしょうね。

そうでない人は、もっと緩やかでいいんじゃないですか。果物やイモ類や穀類は、許容範囲内かもしれないし。

わたしの個人的な体験でいうと、ドライフルーツは、お菓子と同じくらい危険です。だから、ララバーなんかも危ない。健康スナックとされているララバーでつまづいて、何度失敗したか。

でも、焼き芋とかは、少しなら大丈夫みたい。わたしは糖尿病ではないので、徹底した糖質制限食は目指していないの。少し、食事に糖質が入っていると、満足感があるし。(食事に、というところがポイント。おやつでなく)

最後に、果糖のこと。以前、果糖は、血糖値に影響しにくい「健康的」な糖分といわれていたけれど、どうもそうじゃないようです。アメリカでは、市販の菓子類の甘みは、砂糖(化学的にいうと、ショ糖。ブドウ糖と果糖からなる二糖類)から、より安価なコーンシロップ(果糖が、より多い)に移行してきています。それとともに、肥満も、ますます増えてきている。

果糖は、吸収された後、肝臓でブドウ糖(グルコース)に変換されるらしいですが、人間のからだって、それほどたくさんの果糖を処理できるようにはできていないようです。だって、自然の状態では、果物ってある季節にしか食べられないから。

だから、果糖の多い食べ物は、一見グリセミックインデクスが低くていいみたいだけど、実は、からだの負担になって、それが肥満にもつながっているらしい。

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アーモンドバターとピーナッツバターの量り売り。ナッツをその場でひいてバターにし、持っていった容器に入れて、買う。

最近はどこも量り売りが増えたけど、この店は特に充実している。穀類、豆類、粉もの、砂糖や塩などの調味料、ちょっとしたお菓子、いや食べ物だけでなく、基本的な化粧品なんかもある。

これは、各種の塩。左から、ユタ州のソルトレークから掘り出された塩、ヒマラヤのピンクの塩、ヨウ素を添加された海塩、緑っぽいケルトの海塩。




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2 件のコメント:

  1. ももです。読めば読むほどアケミさんのブログと出会えて良いかったなぁ。と思います。モノごと(食べ物。食べ方とか)の見方について勉強になります。幕内秀夫って方の考え方もなんだか気に入ってしまいました。この方「止めたいのに止めれない」っていうのとか依存症は、ただ単に「意志」の問題だけじゃなく、脳とかドーパミンなどの神経伝達物質による。みたいなことも言ったおられます。
    >依存症と依存の違いって何ですか?
    色々たくさん書いておられるのですが・・・。まず人が何かに「依存」することは普通のこと(食べ物に限らず、パートナーや趣味等)。「依存」は心の栄養。それがストレス解消に役立ったりする。「依存症」は精神や身体に異常をきたす。それをすることで新たなストレスを生み出し、自己嫌悪などから逃れるために、また同じ行為を繰り返さずにはいられないスパイラルに陥ってたりする。
    みたいなことが書かれてありました。
    また、摂食障害についても「やめるべきなのにまたやってしまった」等の「罪悪感を持たせないことが重要」「摂食障害と闘おうとするよりも、共存していく道を見つけた方がいいよ」とか書かれてあって興味深かく読みました。
    長くなってすみません。
    これからも記事、楽しみにしています(心から)。いつもありがとうございます。

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  2. ももさん、
    ああ、わたしの考え方とほぼ同じですね。来週掲載予定のわたしの依存症シリーズでも、最終的には、依存症との平和共存を提案することになります。

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