2012年2月17日金曜日

アメリカの伝統料理って?

アメリカに伝統料理はあるのか?あっていいと思いませんか、コロンブスが来たのが1492年、独立してから200年以上。コロンブスが新世界から持ち帰ったトマトやジャガイモは、ヨーロッパ各地の「伝統料理」の素材として使われているんだから(伝統料理って、その程度というか、ざっと100年も作り続けていれば、十分「伝統」とみなされる)、ヨーロッパその他からの移民の料理と、アメリカのインディアンの料理や、アメリカでとれる素材が合体したアメリカの伝統料理があってよさそうでしょう。

で、わたし、いろいろ調べたんですけど。。。うーん。ないわけじゃない。でも、それは、独立したころから植民していた地方、大きく分けて、東海岸北部のニューイングランド地方と、いわゆる南部とだけみたい。

ニューイングランド料理っていうと(わたしは、実際に行ったことはないけど)、ミルクがベースの白いクラムチャウダーとか、「ボストン」ベークトビーンズとか。伝統料理らしく、質実剛健、家庭的で、いい感じです。

それから、ニューヨークを中心としたユダヤ系の料理も、アメリカの伝統料理といっていいのかも。ニューヨークって、最先端のイメージだけど、アメリカでもっとも古い街のひとつでもあるの。ヨーロッパからの移民は、ほぼ全員、ニューヨークを通過するので、各国の伝統が混在しているけど、中でもユダヤ系の、ニューヨークチーズケーキ(クリームチーズとサワークリームがたっぷり入った生地を、オーブンで湯煎で焼く)とか、ベーグルとか(これにもクリームチーズをぬるのが伝統的)、今ではアメリカ一般に普及している。

南部は(わたしは、テネシーに3年住んだんですが)、南北戦争に負けて、ますます仲間意識を強めた結果、特異な食文化があります。興味のある方は、こちらに、すばらしい日本語サイトがあります。糖分と油分過多の非健康的な料理、という見方もあるけど(揚げ物が多いの、フライドチキンとか、オクラのあげたのとか。塩豚やベーコンもよく使うし)、もっと素朴でおいしい料理もいろいろあります。アメリカ的菜っ葉の煮浸し、ボイルドグリーンとか、黒目豆のゆでたのとか。(ちなみに、ケンタッキーも南部です。だから、フライドチキンと南部風のビスケットなのね)

それ以外の地方は。。。?わたし、テネシーの前に、10年、オハイオにいたけど、オハイオの郷土料理というは、お目にかかったことないです。オハイオでとれるものを使った料理、はいろいろありますよ、ゆでたトウモロコシとか、トウモロコシをたっぷり食べた牛さんのステーキとか。でも、おばあさんのころから作り続けられてきた伝統料理、っていうのは、ないみたいです。

私が、今住んでいるオレゴン州は、北隣のワシントン州と共に、パシフィックノースウエスト、つまり太平洋岸北西部といわれていて、気候的にも、文化的にも、他とはかなーり違うんですが、ここにも、伝統料理はないようです。パシフィックノースウエストの料理、とある本を見ても、出てくるのは、このへんの食材を使った料理、であって、作り続けられてきたレシピではないの。

なんか、さみしいね。



仕方がないので、その、パシフィックノースウエストの代表的な食材、鮭で、わたし流のスープを作ってみた。

宇和島屋(近くの日本食材店)に、鮭の切り出しがあったので、買った日に塩をして。翌日、たっぷりの白菜と蒸し煮にしたら、とってもおいしかった。白菜を食べてしまったあと、鮭と野菜から出た出しが少し、鍋に残ったので、これに、別の料理のために作った七面鳥の出しを加え、あらためてもっと白菜と、ネギとホウレンソウと、キノコ(日本では、エリンギっていうのか?)を入れて。うう、おいちい。おいしくなるものしか入れていないんだから、当たり前か。

ホウレンソウ、オーガニックのが一束、1ドル49セント。たくさんあるの、計ってみたら、325グラムあった。安いねえ。ベビーホウレンソウは、1ポンド(450グラム)7ドルもするのに。
アクが少ないので、少しなら、そのままスープに入れて大丈夫。

さあ、残ったホウレンソウは、明日、ニンニク入りのソテーにしましょうか、おひたしかゴマ和えにしましょうか。

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