2012年3月24日土曜日

水耕栽培、永田農法、自然農、炭素循環農法。。。そして、意外な発見

今週の水曜日には3センチくらいも雪が降って、まだまだガーデニング日和ではないんだけど、何かしたい気分は高まっている。で、いろいろ読んでいて、気づいたことのメモを。

水耕栽培では、土は要らない、という。土の役割は、根がはる土台としてと、根を光から守ることだけ。土の中の養分は、直接根から吸収されるわけではなく、水に溶けたイオンとしてしか吸収されない。それなら、土なしで、養分を溶かした水を、ロックウールとかバーミキュライトとかを通して、植物に与えればいいじゃないか、と。

養分が、すぐに使える形であるので、根の発育が必要充分なだけで、その分、地上部の発育がいいという。ほー。

日本の永田農法というの、どこかのブログで見ておもしろいなーと思って、調べてみた(本を読んでいないので、聞きかじりの知識です)特徴としては、植物が必要なだけの水と養分を、液肥として、様子を見ながらやること。だから、元肥はしないし、雨水(余分な水分)を避けるために、ビニールハウスにするらしい。土も、水はけのいい、日向土(軽石を砕いたもの)を使う。

土の養分に頼らず、適宜、液肥をやるところ、水耕栽培と似ているよね?軽石は、水耕栽培でも使うし。ただ、その「適宜」が、永田農法の場合、最小限で、水耕栽培の場合、いつでも充分にある、というところは、対照的だけど。

永田農法では、植物の生育環境を、原産地の状態に近づけてやることで、その植物本来の力を発揮できるようにする。ここが「自然」で、人工環境で育てる水耕栽培とは、全然違う、と思っていたので、肥料に関する考え方が似ているのは、おもしろい。

自然といえば、自然農というのもある。ひと言で自然農といってもいろいろあるらしいけど、福岡正信さんの、耕さない、肥料をやらない、農薬を使わない、草を取らない、多数の種を混ぜた粘土団子を撒くだけ、というのは、すごい。まあ、農薬は論外として、いわゆる雑草との共存、って、少なくとも西洋人には、出てこない発想じゃないかなあ。粘土団子といい、自然農では、多種混合作をするらしい。

この場合、植物が必要な養分はどこから供給されるのか?はっきり説明しているのを見ていないけど、わらを撒いたり、雑草はぬかずに地上部を刈ってそれをマルチとして撒いたりしているようだから、このへんに鍵があるんじゃないか。

で、やっと、炭素循環農法(たんじゅん農法)というのを見つけた。どういうわけか、この農法についての記事では、自然農の批判がよく出てくるんだけど、第三者から見ると、これは自然農の一種だよねえ。(あれ、だから批判するのか?)肥料をやらない。代わりに、炭素の多いものを土にすき込む。炭素の多いもの?カバークロップ(ソバなど)や籾殻や木のチップや野菜くず。言い換えると、コンポスト(堆肥)にいれるようなもの。

炭素循環農法によれば、コンポストは微生物の食べ残しなんだそうだ。微生物は、コンポストの容器でなく、植物の生えている土にあるべき。(一般的なコンポストをしている人は、逆に、土中での発酵を嫌う)

炭素循環農法で大切なのは、地中の微生物、特に糸状菌らしい。これが、地中の成分を植物が使える養分に変えてくれるんだって、それも必要量だけ適宜。人がするのは、この微生物にエサをやることで、(植物に)肥料をやることではないんだそうだ。

で、この炭素循環農法について読んでいて、アレッ、と思ったことがある。(ごめんなさい、どの記事だったか、忘れました。以下、私の記憶で書いています)
「土中には、植物の役に立つ発酵型の微生物もいれば、腐敗菌もいる。炭素の多いエサをやって、好気性の、いい微生物を増やすことが大切」
これって、何かに似ていませんか?

腸内の微生物のはなしと、そっくりじゃないですか!

そういえば、植物のひげ根って、腸の絨毛とそっくりだし。大きな分子は吸収できなくて、小さく分解されたものしか吸収できないところも似ている。

つまりね、炭素循環農法によれば、植物自体に肥料(窒素、リン、カリウムなど)をやらなくても、適切な微生物がたくさんいれば、その微生物が必要な養分を作り出してくれる、というの。たとえば、窒素を肥料として与えなくても(というより、与えない方がいい。窒素は腐敗菌に好まれるから)、微生物が多ければ、微生物のからだ自体に窒素が多いから、植物の根についている微生物の世代交代によって、植物に窒素が供給される。

あのう、これと同じことが、ヒトの腸内でおきるとしたら、世界の飢餓問題、解決できますよ!?

食べ物として栄養を取らなくても、適切な微生物がたくさん腸内にいて、その微生物が必要な栄養を作り出してくれるとしたら。

お口に入れるのは、微生物のエサになる必要十分な食べ物だけでいいことになる。(その場合も、炭素なのかなあ?だとしたら、糖質制限食って、意味なくなるなあ)

もしかすると、小食でやっていけるヒトって、腸内環境が、すごく違うのかも。

。。。それって、そういうサプリを開発できないでしょうかね?今ある、乳酸菌のサプリみたいに。(←すごくアメリカ的発想)



福岡正信さんです。これ、おいくつのときでしょうね?95歳でお亡くなりになったそうですが。80代の時とすると、お年の割に肌がきれいで、お元気ですよね。

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